クラウド型CMS Wix(ウィックス)のメリットとデメリット

2017年9月25日|カテゴリー「9月 ,コラム

以前、「なぜ大半の人がWordPressを選ぶのか?」という記事で、掲題通り、WordPressについてお話しました。
正直なところ、CMSは「このCMSが絶対良い!!」という確信はなく、自身の運営する業種や、目的によってCMSを選ぶのは重要なことです。

今回はオンラインでホームページが作れるCMS、いわゆる「クラウド型CMS」の”Wix(ウィックス)”について、長所と短所を調べてみました。

Wixとは?

Wix.com は世界中で1億人以上に選ばれている無料ホームページ作成サービスです。難しい知識は必要なし。デザインと機能性に優れた本格ホームページを誰でも簡単に作成できます。 

(Wix.comから抜粋)

上記であるように、WixはWordPressと同じように世界中でシェアされているクラウド型CMSです。
WordPressよりもより直感的にホームページが作成することができ、無料で使用できる画像も豊富で、ブログ目的の方やビジネス向けのサイトまで幅広いユーザーが利用しています。

それでは、早速Wixのメリットとデメリットを確認してみましょう。

Wixのメリット

Wixのメリットは主に以下の5つです。

基本無料で利用できる

Wixは初期費用・月額費用・サーバー代が基本無料で利用できます。
まずは試しに使ってみたいという方にはオススメです。
ただ、独自ドメインをとりたい場合や、Wixの広告を非表示にしたい場合、有料版へのアップグレードが必須となります。

綺麗なテンプレートが豊富

Wixの"売り"はなんといっても、デザイン性の高いテンプレートです。 テンプレートのカテゴリーも見やすく分かれていて、ビジネス向け~動画配信、個人ブログまで様々なテンプレートが用意されています。

直感的に編集できる

Wixは写真素材やテンプレート、ボタン機能などがあらかじめ用意されている、いわゆる”ウェブサイトビルダー”と呼ばれているものです。
プログラミングや専門技術や知識がなくても、画像を配置したい部分にドラッグ&ドロップすると、配置できるなど、WordPressにくらべると、より簡単に操作ができます

フォームのカスタマイズも自在

Wixには、お問い合わせフォームはもちろん、予約フォームや申込フォームなど、様々なフォームが作成できる専用のアプリがあります。
ただし、アプリによってはスパムメールの選別やフォームの項目数などが違うので、事前に確認が必要です。

Wixのデメリット

Wixのメリットをおさえたところで、デメリットも見ておきましょう。

無料版での制限がかなり多い

基本無料、とメリットの部分で紹介しましたが、「基本」と付けたのは以下の大きな理由があります。

・独自ドメインが使えない
・Googleアナリティクスコードが貼れない


独自ドメインはメリットの部分でお話しましたが、Wixは有料版でないと、独自ドメインの設定ができません。
また、Googleのアナリティクスコードを貼ることができないため、アクセス解析ができません。

最初から最後まで自分で作らないといけない

テンプレートは豊富にありますが、1から自分自身のチカラでホームページを作らないといけないため、完成までの時間がかかります。
Wixの制作について解説しているブログやサイトは少ないため、情報が少ないのもデメリットのひとつです。

日本語の電話サポートがない・デザインの日本語化が不十分

現在のWixでは、英語・スペイン語・ポルトガル語のみ電話サポートがあります。
日本語の電話サポートがないため、分からない部分は、Wixヘルプセンターで検索するか、日本語のメールサポートに頼るしかないため、すぐに回答をもらえるわけではないようです。

また、Wixが日本語版のサービスをリリースしたのは2012年です。そのためか、改善されつつあるものの、日本語化が不十分な部分がちらほら見られます。
そのため、一部サービスやサポートページが英語のままで、テンプレートの大半も英語表示のものが多く、
日本語を入れるとイメージが変わってしまった、という事例があります。

サービス自体が重い

ウェブサイトビルダー特有のデメリットですが、画像や使用したいボタンなどを追加していけばいくほど、読み込みスピードが重くなってしまうデメリットがあります。
ごくまれに、読み込みスピードが重すぎて、通信が切れてしまって、編集中に再読み込み…なんてこともあり、現在この「読み込みスピード」はWix自体の課題になっているようです。

エクスポート・インポートができない

Wixにはエクスポート・インポートの機能がありません。
そのため、他のブログへの移行や、他のブログからWixへの移行ができないということです。
万が一、Wixのサービスが終了、という場合になってしまうと、1からサイトを作り直さないといけません。

まとめ

Wixのメリット・デメリットをもう一度おさらいしてみましょう。

■メリット 

・基本無料で利用できる 

・綺麗なテンプレートが豊富

・直感的に編集できる

・無料で利用可能な画像がすぐに探せる

・フォームのカスタマイズも自在

■デメリット

・無料版での制限がかなり多い

・最初から最後まで自分で作らないといけない

・日本語の電話サポートがない

・デザインの日本語化が不十分

・サービス自体が重い

・エクスポート・インポートができない


Wixではインポートやエクスポートができないため、万が一のことを考えるとリスクがあります。
直感的にホームページを作ることは可能ですが、編集中の画面が重たい、というのは前から言われていたことでもあり、ページ数の多いホームページを作成するにはオススメできません。

逆に、おしゃれで今風なホームページを作成できるのはとても魅力的ですので、お金をかけずに趣味のサイトを作りたい方やブログだけを目的としている方には気軽に利用できて良いのではないでしょうか。


ただ、本格的にホームページを運営したい場合は有料のアプリ(プラグイン)が必要でしょう。
ちなみに、有料版は、他のCMSサービスや自身でレンタルサーバーに登録する時とあまり費用の差はないようです。

少し癖がありますが、デザイン性は今までのCMSよりもはるかに良いと思います。
Wixも一つの選択肢としてありだと思いますので、是非参考にしてみてくださいね。

弊社でもホームページの作成・リニューアルのご相談に乗っております。
このCMSってどうなの?という疑問などありましたら、是非お問合せください!