以前、「なぜ大半の人がWordPressを選ぶのか?」という記事で、掲題通り、WordPressについてお話しました。
正直なところ、CMSは「このCMSが絶対良い!!」という確信はなく、自身の運営する業種や、目的によってCMSを選ぶのは重要なことです。
今回はオンラインでホームページが作れるCMS、いわゆる「クラウド型CMS」の”Wix(ウィックス)”について、長所と短所を調べてみました。
以前、「なぜ大半の人がWordPressを選ぶのか?」という記事で、掲題通り、WordPressについてお話しました。
正直なところ、CMSは「このCMSが絶対良い!!」という確信はなく、自身の運営する業種や、目的によってCMSを選ぶのは重要なことです。
今回はオンラインでホームページが作れるCMS、いわゆる「クラウド型CMS」の”Wix(ウィックス)”について、長所と短所を調べてみました。
Wix.com は世界中で1億人以上に選ばれている無料ホームページ作成サービスです。難しい知識は必要なし。デザインと機能性に優れた本格ホームページを誰でも簡単に作成できます。
(Wix.comから抜粋)
上記であるように、WixはWordPressと同じように世界中でシェアされているクラウド型CMSです。
WordPressよりもより直感的にホームページが作成することができ、無料で使用できる画像も豊富で、ブログ目的の方やビジネス向けのサイトまで幅広いユーザーが利用しています。
それでは、早速Wixのメリットとデメリットを確認してみましょう。
Wixのメリットは主に以下の5つです。
Wixは初期費用・月額費用・サーバー代が基本無料で利用できます。
まずは試しに使ってみたいという方にはオススメです。
ただ、独自ドメインをとりたい場合や、Wixの広告を非表示にしたい場合、有料版へのアップグレードが必須となります。
Wixの"売り"はなんといっても、デザイン性の高いテンプレートです。 テンプレートのカテゴリーも見やすく分かれていて、ビジネス向け~動画配信、個人ブログまで様々なテンプレートが用意されています。
Wixは写真素材やテンプレート、ボタン機能などがあらかじめ用意されている、いわゆる”ウェブサイトビルダー”と呼ばれているものです。
プログラミングや専門技術や知識がなくても、画像を配置したい部分にドラッグ&ドロップすると、配置できるなど、WordPressにくらべると、より簡単に操作ができます。
Wixには、お問い合わせフォームはもちろん、予約フォームや申込フォームなど、様々なフォームが作成できる専用のアプリがあります。
ただし、アプリによってはスパムメールの選別やフォームの項目数などが違うので、事前に確認が必要です。
Wixのメリットをおさえたところで、デメリットも見ておきましょう。
基本無料、とメリットの部分で紹介しましたが、「基本」と付けたのは以下の大きな理由があります。
・独自ドメインが使えない
・Googleアナリティクスコードが貼れない
独自ドメインはメリットの部分でお話しましたが、Wixは有料版でないと、独自ドメインの設定ができません。
また、Googleのアナリティクスコードを貼ることができないため、アクセス解析ができません。
テンプレートは豊富にありますが、1から自分自身のチカラでホームページを作らないといけないため、完成までの時間がかかります。
Wixの制作について解説しているブログやサイトは少ないため、情報が少ないのもデメリットのひとつです。
現在のWixでは、英語・スペイン語・ポルトガル語のみ電話サポートがあります。
日本語の電話サポートがないため、分からない部分は、Wixヘルプセンターで検索するか、日本語のメールサポートに頼るしかないため、すぐに回答をもらえるわけではないようです。
また、Wixが日本語版のサービスをリリースしたのは2012年です。そのためか、改善されつつあるものの、日本語化が不十分な部分がちらほら見られます。
そのため、一部サービスやサポートページが英語のままで、テンプレートの大半も英語表示のものが多く、日本語を入れるとイメージが変わってしまった、という事例があります。
ウェブサイトビルダー特有のデメリットですが、画像や使用したいボタンなどを追加していけばいくほど、読み込みスピードが重くなってしまうデメリットがあります。
ごくまれに、読み込みスピードが重すぎて、通信が切れてしまって、編集中に再読み込み…なんてこともあり、現在この「読み込みスピード」はWix自体の課題になっているようです。
Wixにはエクスポート・インポートの機能がありません。
そのため、他のブログへの移行や、他のブログからWixへの移行ができないということです。
万が一、Wixのサービスが終了、という場合になってしまうと、1からサイトを作り直さないといけません。
Wixのメリット・デメリットをもう一度おさらいしてみましょう。
■メリット
・基本無料で利用できる
・綺麗なテンプレートが豊富
・直感的に編集できる
・無料で利用可能な画像がすぐに探せる
・フォームのカスタマイズも自在
■デメリット
・無料版での制限がかなり多い
・最初から最後まで自分で作らないといけない
・日本語の電話サポートがない
・デザインの日本語化が不十分
・サービス自体が重い
・エクスポート・インポートができない
Wixではインポートやエクスポートができないため、万が一のことを考えるとリスクがあります。
直感的にホームページを作ることは可能ですが、編集中の画面が重たい、というのは前から言われていたことでもあり、ページ数の多いホームページを作成するにはオススメできません。
逆に、おしゃれで今風なホームページを作成できるのはとても魅力的ですので、お金をかけずに趣味のサイトを作りたい方やブログだけを目的としている方には気軽に利用できて良いのではないでしょうか。
ただ、本格的にホームページを運営したい場合は有料のアプリ(プラグイン)が必要でしょう。
ちなみに、有料版は、他のCMSサービスや自身でレンタルサーバーに登録する時とあまり費用の差はないようです。
少し癖がありますが、デザイン性は今までのCMSよりもはるかに良いと思います。
Wixも一つの選択肢としてありだと思いますので、是非参考にしてみてくださいね。
弊社でもホームページの作成・リニューアルのご相談に乗っております。
このCMSってどうなの?という疑問などありましたら、是非お問合せください!
以前、こちらの記事で、文章を書くのが苦手だと告白した私ですが、文章が書くのが苦手な理由は実はもう一つあります。
小学生の頃からそうなのですが、誤字・脱字が多いんです。
クライアントから頂いた文章を確認する作業は特に問題なく、間違いも見つけることはできるのですが、なぜか自分の作成した文章に限って、間違いに気が付けない!しかも何度も見返しているのに!
特にこのようなブログはやはり誤字がないか、緊張してしまいますよね。
誤字だけなら一括で治せるのでまだ良いのですが、不安なのは文法だったり、言葉の使い方。
きっと私と同じ気持ちの人もいてくれるはず…。
と、言うことで今回は文章作成の強い味方になってくれる、無料の校正ツールをご紹介します!
■Enno 日本語の文章のタイポ/変換ミス/誤字脱字エラーをチェック/校正
チェックしたい文章を右の入力欄に入れ、「タイポ/変換ミス/誤字脱字エラーをチェック」ボタンを押すだけで文章の修正点がある部分を表示します。
完全無料、しかも会員登録も不要です。指摘された部分にカーソルを合わせると、説明が表示されるので、状況に合わせて修正しましょう。
■プレスリリース校正ツール
プレスリリース配信・PR情報サイトのValuePress!が公開しているフリー校正ツールです。
プレスリリース用として開発されているため、わかりにくい表記など色別にチェックされるので、内容に合わせて修正しましょう。
今回紹介した2つのツールはとても便利ですが、あくまで簡易的な校正ツールです。
やはり最終チェックは人間の目で確認を行うのをおススメします。
また、オンラインで校正するツールですので、個人情報や機密情報などが入力されている文章には向いていません。
ブログやプレスリリースなど、機密情報はないけれど、多くの人の目に触れる場面にぜひ利用してみてくださいね。